2008年2月27日水曜日

伝わる・揺さぶる!文章を書く

面白い :☆☆☆☆
感動した:☆☆☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆☆

子供の頃、「国語」の授業で主に取り上げられたのは、
小説や詩など「文学的」なものがメインで、
作文も、論理的に筋道を立てて書く、ということは
特に教わらなかったと記憶しています。

その一方、いったん社会に出てしまうと、
報告や説得、お詫び状といった、
実用的な文章力が求められます。
この本は、そういった現実のシーンで
「機能する文章を書ける」ようになることを目標としています。

「機能する文章を書く」ためには、

・論点と意見を明確にする

・この文章を書くことが、どのような結果を生むことを
 望むか考える

・読み手と自分の関係性をとらえる

・論拠を用意する

・根本思想はごまかせないことを知る

以上のことが、豊富な例で説明されていて
大変わかりやすい本でした。

「文章を書く」というタイトルですが、
書くことのみにとどまらず、
コミュニケーション全般の力がアップする
良書だと思います。

2008年2月26日火曜日

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉

面白い :☆☆☆☆
感動した:☆☆
役に立つ:☆☆
薦めたい:☆☆☆

「さおだけ屋…」に始まるシリーズ3部作の最終作、
のようです。
私はこの最終作が一番面白かったです。
今回登場の「女子大生会計士シリーズ」のキャラは
個人的にはちょっと苦手ですが…

特に引き込まれたのが、第2章の
企業がいかに「計画」に縛られているか、というくだり。
(うちの社長が株式公開したがらない訳はこういう理由なのかも?)

「計画通りに進める」ことを尊重するのではなく、
「手持ちのカードを増やし柔軟に対応」できる用意を整える、
という著者の考えがよく伝わりました。

「会計本」だと思って読むと、違うかも。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践

面白い :☆☆☆☆
感動した:☆☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆

「普通預金だけでいいのかなぁ」という疑問を持ち始めた人が、
まず最初に手に取る本としてとってもオススメ。
コンパクトによくまとまっていて、文章も読みやすいので、
この手の本を読み慣れてない人でも、すぐに読めると思います。

私自身、「金持ち父さん」みたいなリスクをとる方法での
資産運用はちょっとムリ…と思ってるので、
しばらくは勝間さん式にインデックス+分散で
行くつもりです。

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

面白い :☆☆☆☆
感動した:☆
役に立つ:☆☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆☆

・プロの投資家も市場で勝ち続けるのは難しい
・ミスをしない者が勝つ
・個人投資家は時間を味方につける
・投資にかかるコストにシビアになる

内藤忍さんや勝間和代さんの著書に
「お薦め本」として紹介されていた本。
長期投資を目指す人の、古典的な本のようです。

友人に借りて読んだけど、
自分用に買ってもいいかなと思います。


生き抜くための数学入門

面白い :☆☆☆☆
感動した:☆☆☆☆
役に立つ:☆☆
薦めたい:☆☆☆

当たり本の多い「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。
ダンナが買ってきました。
これ読めば、
「マイナスとマイナスかけたら何でプラス?」
が説明できるようになります。

私、理系なのに数学が大の苦手です。
ですが、「単純な法則を拡張していく」という
数学の面白さを感じることができ、
ちょっと興奮しました。
数学の本にわくわくさせられることがあるなんて、驚きです。

高校生の時にこの本があればなぁ…


2008年2月24日日曜日

日本の10大新宗教

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感動した:☆
役に立つ:☆☆
薦めたい:☆☆☆☆

新書サイズなのに情報量はかなりのものです。
客観的視点から書かれた新宗教情報、というのは
貴重だと思います。

私自身は特に何の信者、というのがない、
「フツーの日本人」なわけですが、
それでもPLの花火を見に行ったこともあれば、
知り合いや近所の人が新宗教の信者だったり、
ばあちゃんが1ヶ月だけ聖教新聞とらされたり、、と
新宗教と完全に無縁ではいられないわけで、
それら「ナゾの宗教たち」について、
基本的な情報を知ることができてよかったです。

「10大」から外れた有名新宗教についても読みたいので、
続編に期待します。

臆病者のための株入門

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役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆

どうしたら市場で利益を得られるか、という
みんなが知りたい問いに対して、

1.市場の歪みを利用する
2.市場の拡大を利用する

の2つの答えをわかりやすく解説しています。そして、

・歪みを利用→デイトレード
・拡大を利用→インデックス投資
・どちらも利用→個別株長期投資

で、素人が手を出すならインデックス投資、という
最近私が読んだ他の投資本たちと同じ結論になっています。

「エリートの書いた本」というような固い文体ではありません。
著者自身が色々な投資法に手を出し、学び、
答えに辿り着いた、という感じに好感を持ちました。

「とりあえず株でも」と思ってるなら、
口座作る前にまず一読する価値のある本だと思います。

ライブドア事件の解説もわかりやすいです。



7つの習慣—成功には原則があった!

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感動した:☆☆☆☆
役に立つ:☆☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆☆

<食わず嫌いで失敗…>
「成功には原則があった!」という副題に
うさんくささを感じていたので
今まで手に取らずにきたけれど、
うーん、もっと早く読めば良かったです。
多分、これから先もちょくちょく読み返すでしょう。

<「ビジネス書」と限定するにはもったいない>
良いビジネス書全般に言えることだと思いますが、
人生の様々なシーンで応用できる内容なので、
子育てママも、迷える中高生も、シューカツ前の学生も、
手に取るといいな。
夫婦で読むのも大おすすめ。

パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す

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感動した:☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆



本の内容以上に、
「パーソナルブランディング」という考え方があること自体を
知ったことに、大きな意義がありました。
自営業じゃなくても、頭に入れておいたほうがいいと思う。

書かれている手法はかなり具体的なので、
ものによっては時を経ると陳腐化する可能性もありますが、
ブランディングの考え方そのものは
長く使えるのではないでしょうか。

新宿の紀伊國屋では品切れでした。売れてるのかな?



心もからだも「冷え」が万病のもと

面白い :☆☆☆
感動した:☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆

「冷え」といえば女性のもの、というイメージだけれど、
この本では男性の冷えに
多くのページを割いているのがユニークです。

実際、うちのダンナ(本来暑がり)も最近
「足が冷えるぅ〜」と言うようになりました。
オフィス冷房に蝕まれているのかも。

「うつもいじめもアトピーも癌も『冷え』のせい」
というのには、
「いやいや、原因はそれだけじゃないだろう」
と思ってしまいましたが、
低体温が健康に良くないことは確かなのでしょう。

「鎮痛剤は血流を減らす作用があるので、
使いすぎは冷えにつながる」
というのは知らなかった。
生理痛で痛み止めをのむのは、
最小限にするのがよさそうです。

「冷え」をなくす方法としては、
簡単な指先の運動や食事の取り方、
タオルを使った首の暖め方など、
お金も時間もかけずに
今すぐ始められるものが紹介されています。

最後に紹介されてる
ホメオパシーやフラワーレメディ
ホントに効くのかしら?
興味と「?」が5分5分です。


スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

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感動した:☆
役に立つ:☆☆☆
薦めたい:☆☆☆


「取引コスト」という視点から見ると、
様々な価格差を説明できる、ということで
身近なモノたちの価格が解説されています。
まとまりのなさも感じましたが、おおむね読みやすいです。

さて、
「子供の医療費無料化は子育て支援にならない」
というのは、大いに納得しました。

私の住む自治体も子供の医療費は無料なので、
ちょっとした風邪でもお医者さんに連れて行く人が多いです。
結果的に、小児科はやたらと混んでいます。
仕事を持つ母親としては、なかなか辛いものがあります。

医療費無料にするなら、それと同時に
小児科医、産科医の人数を増やし、負担を減らす政策も
とってもらいたいものです。

地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」

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感動した:☆
役に立つ:☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆

コメント:
まともに就職活動せずにこれまで生きてきたので、
「面接試験ってこんなこと聞かれるのかー!」
と、まずそんな低レベルなところで感心してしまいました。

自分は「知識・記憶力型」の人間だと、以前から痛感しています。
(なにしろWikipediaが大好きなので…)

「知識」に頼りすぎることは
自分の頭で考えることの妨げになりかねないし、
問題を「全体から」とらえず細部にこだわりすぎる可能性を
はらんでいる、ということに気づけてよかった。

電車で本を広げるのも難しいくらい混んでいたので、
さっそく巻末のフェルミ推定の問題を
解いてみました。これは楽しい♪
いくらでも問題を自作できるし、
満員電車の楽しみができました。